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【導入事例】長く、安心して働ける会社を作りたい。初動を固めたからこそ実現した新会社のスムーズなスタートダッシュ

課題

・新会社設立にあたり、最適な勤怠管理・給与計算システムが分からなかった

・システム決定から事業開始まで5ヶ月というタイトなスケジュール

 

解決策

・システムの選定にTECO Designが携わり、システム設定作業まで担当

 

効果

・スケジュール通りに導入開始

・細かいカスタマイズで希望通りの運用を実現

 


 

石﨑グループは、株式会社石﨑ホールディングス、株式会社石﨑本店、株式会社ペンストン、株式会社石﨑からなるホールディングスグループで、広島県を中心に建物の窓ガラスや外壁工事、自動車のウィンドウガラスやドアミラー製造、不動産事業を展開しています。中でも、株式会社ウィルいしざきは「障がい者の方にとっても長く働きやすい環境を作りたい」という背景から、特例子会社を目指す会社として20244月に設立、同年10月に事業を開始しました。

同社は新しく設立するにあたり勤怠管理・給与計算システムとしてKING OF TIMEを導入。その際、TECO Designが導入支援(=設定代行)を行いました。

今回は、株式会社石﨑ホールディングス 人事労務課の石川さん、高木さんにシステム導入の背景から導入支援、運用を行っている現在に至るまでのお話を伺いました。

 

 

新会社設立にあたり、システムの選定と設定を委託

 

ーまずは、システム導入プロジェクトが始まった背景を教えてください。

石川さん:会社を新しく設立するにあたり、勤怠管理や給与計算のツールが必要になったことが始まりです。

石﨑グループが使用しているものをそのまま使用することも検討しましたが、なるべくコストを抑えつつ、会社の変化とともにフレキシブルに設定できるようにしたいということで、新しいシステムを導入することになりました。

 

ーTECO Designにシステム選定をご依頼いただいた経緯はどんなものだったのでしょうか?

石川さん:当初は弊社でシステム選定を行う予定で、さまざまな比較サイトを見るなどして検討していました。しかし、数えきれないほどシステムがある中で、1社1社に話を聞いてトライアル運用をやって…となると果てしなく時間がかかると感じ、1〜2ヶ月ほどで諦めてしまったんです。「ウィルいしざきに合うシステムを誰か選んでくれないか」とネットで調べたところ、TECO Designがヒットし、藁にもすがる思いで相談することにしました。

実際に打ち合わせを行った時は「非常に話しやすいな」という印象でした。システムに精通しているので、こちらの要望やシステムによる得意・不得意を冷静に判断していただけたと思います。

 

ーKING OF TIME導入の決め手は何だったのでしょうか?

石川さん:システム導入の際、必ずクリアしたい条件を3つ決めていました。できる限りコストを抑えられること、決まっていないことも多い中でフレキシブルに設定・運用できること、しっかりと法令遵守できること。この3つをクリアできるシステムを求めていました。

この条件のもと、KING OF TIMEともうひとつシステムをご提案いただいたのですが、価格と機能のバランスを鑑みて、KING OF TIME導入の決断に至りました。

 

ーその後、設定代行をご依頼いただいた決め手を教えてください。

石川さん:当初はシステム選定のみを想定してご相談していましたが、後から設定代行もお願いすることを決めました。

システム選定から事業開始までが約5ヶ月というタイトなスケジュールの中で、システムの設定だけでなく社内規程なども新しく整える必要があり、それを本来の通常業務と並行して進めることはなかなか厳しいのではないかと考えるようになったんです。

KING OF TIMEを使ったことがない我々が、設定にかなりの工数と時間を要することは想像に難くなかったですし、非常にリスキーなスケジュールを引くことになるので「今ここでコストをかけてでもシステムの設定はお任せしたい」と社内調整を行いました。

勤怠管理がしっかりしていないと社員に支払う給与も間違ってしまいます。多少のコストはかかりますが「初動を固めることが安心できる会社作りに繋がる」という考えのもと、最終的な決断に至りました。

 

 

 

社内規程などの準備も進めながら、スケジュール通りに運用を開始

 

ー導入支援期間中、貴社ではどんな情報を整理されましたか?

石川さん:新会社設立にあたってのシステム導入だったので、当初は会社の規程自体ありませんでした。最初は石﨑グループ規程を一旦お渡しし、「おそらくこの部分は変わらないけど、ここはアレンジを入れます」「まだ決まっていないけど、社員にはこんな感じで働いてもらいたいです」といった大枠の形を設定に落とし込んでいただき、我々はその間に正式な規程を策定していきました。

正式な規程の策定後、設定を修正していただきました。

 

ー導入支援期間中で、何か印象に残っていることはありますか?

高木さん:規程の策定もシステム設定も進んでは戻ってを繰り返していたので、どこまで設定が進んでいて、どこの設定を変える必要があるのかといったことが、自分だけではだんだん把握できなくなっていました。しかし、設定代行チームの方に適宜フォローを入れていただいたので、スケジュール通りに着実にプロジェクトを進めることができました。

石川さん:弊社で実現したかったことや会社の規程は、基本的にKING OF TIMEの標準機能だけで実現することは難しかったと思います。細かいカスタマイズなどは専門知識がある方でないと発想や設定に至らなかったと思うので、そういった点からも、設定代行をお願いして良かったと感じています。

 

 

 

システムの理解に欠かせない運用サポート

 

ー現在は、主にメールにて運用のサポートをしています。

石川さん:システムの仕様変更というよりは、小さなトラブルが起こった時の対応方法などを相談させていただくことがあります。

高木さん:これまでにあった具体的な事例を挙げますと、KING OF TIMEで給与計算を終え、振り込みデータを経理部門に渡したところで、振り込みデータが銀行のシステムにうまく入らず、このままだと給与振り込みができない、というトラブルがありました。どこに原因があるのか分からなかったため、経理に調査してもらうのと並行して、TECO Designにも急いで相談し、調査してもらいました。結果的にKING OF TIMEの設定には何も問題がなく、無事に解決できたのですが、スピーディーにご対応いただき、非常に助かりました。

また、グループ会社から転籍してくる社員にかかる対応など、特殊な処理が必要なシーンでご相談したこともありました。

 

ー今後の展望を教えてください。

石川さん:現在は、勤怠集計などの最前線部分まではウィルいしざき単体でできていますが、実際の給与計算は石﨑ホールディングスでまとめて行なっています。ゆくゆくは、勤怠集計から給与計算まで完結できる管理体制を作っていきたいと考えています。

ある程度独立させることができれば、グループ全体に左右されない「ウィルいしざきらしさ」をさらに構築することができます。

その過程の中で、今よりもっとKING OF TIMEも使いこなしていけたらと考えています。

 

 

 

 

 

※掲載内容は取材当時のものです。

 

 

 

 

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